知って損はない！遺品整理の見積もり注意点

簡易見積りでは分からない！現場の下見後に見積りをもらいトラブルを未然に防ぐ

「遺品整理は業者に任せよう」と、見積もり請求してみたはいいが、「実際請求された額は見積もりどおりではなかった」などと、聞いたことはありませんか。
ここでは、業者への見積もりから契約までに予め注意しておく点をご紹介させていただきます。

・営業年数
まず大事なのは、その業者は本当に信頼できるのか否かを知る事です。営業期間が長期に渡っていれば、それを裏付ける点のひとつと言えるのではないのでしょうか。

・下見をしない業者
下見を無しで正しい見積もりを出すことは不可能と言えます。部屋の間取り、状態、物の量、さらには住宅の場所によっても見積もりが変わる場合もあり得ます。電話だけで済まそうとするような業者は選択すべきではないでしょう。

・訪問セールス
訪問セールスの目的は「顔をみて客を逃がさない」タイプの業者が多いのが現実です。その場で契約をしない意思を強く持って対応すると良いでしょう。

・チラシ、ホームページの料金
チラシや、インターネット上での価格はあくまでも参考価格です。部屋の間取り、状態、物の量は人それぞれ変わってきます。一丸に価格を設定する事は難しいので、参考価格として考えておくと良いでしょう。

・孤独死
部屋での孤独死の場合、死後時間が経過してる事がよくあります。その際、通常の清掃ではいかない為、特殊な清掃がなされる場合もあります。孤独死だった場合は、プラスで料金が掛かる場合がありますので、見積もり時に聞いてみると良いでしょう。

見積もりを業者に出してもらい、料金に納得したとします。ですが、契約をする前に以下の点を注意しながら、もう一度見積もりの確認をしてみてください。

・見積項目の確認
不明確な項目はありませんか。別途請求など記載されている場合は、実際どのような場合に、別途請求されるのかを明確にしておくと良いでしょう。

・複数の業者に見積もりを頼む
見積もりは、複数の業者から請求すると良いでしょう。他の業者に比べ明らかに料金が安い業者には要注意です。

・追加料金の有無を確認
必ず確認しておきたいのが、見積もりより多くかかる場合があるか否か。どのような場合に追加されるかなど、具体的に教えてもらっておくとトラブルを回避する事ができます。

見積もりの際に注意すべき点は参考になりましたでしょうか。以上の点を参考にしていただき、業者を選ぶと良いでしょう。

見積もり金額が安い事を理由に、業者を選ぶと後から大変な額を請求されるケースが多発しております。料金が安いと、やはり魅力的に感じてしまいます。ですが、料金だけで決めてトラブルに巻き込まれ、後悔をされないように注意されたほうが賢明です。