遺品整理業者とのトラブルやもめごとがなぜ発生するのか。
事例を見てリスク回避しましょう。

テレビなどで紹介され『遺品整理』もよく耳にする言葉になっていますが、家族だけで手におえない状況も増え遺品整理業者も急増しています。
もし自分にその状況がやってきたら、たくさんの業者の中から良い業者を見極めるのは大変なことだと思います。
中には悪質な業者も存在しますので業者選びには注意が必要なのですが、遺品整理業者ともめたくない、トラブルにならないようにするために事例をご紹介します。

【トラブル例1】見積り金額よりも多額の請求をされた。

遺品整理の見積りで一番安い業者に依頼したところ、実際の作業後に追加料金を請求してくる業者があります。結果、最初の見積りの何倍にも増えてしまいトラブルになります。
遺品整理の中には、回収、配送、買い取り、クリーニングなど、整理以外の作業もあります。
必要ない作業まで入っていないか、依頼したい作業と内容があっているか、追加料金発生の可能性についての記述があるか、見積りの時によく確かめて下さい。どんな小さなことでもわからないことがあれば担当者に尋ねておくと安心です。
また、見積り無料とうたっていても、相見積りの結果キャンセルするとキャンセル料を請求するトラブルもあります。見積りに来てもらう前に発注義務がないかも確認してください。

【トラブル例2】残しておきたい遺品を事務的に処分された。

遺族としては遺品を丁寧に扱ってくれるか気になりますが、遺品に思い入れのある遺族と第三者となる業者との間に意識のズレがあり事務的になるのは当然のことです。
それでも遺品整理がなかなか進まない悩みを解決するために業者へ依頼するのですから、現地で綿密な打ち合わせをして出来るだけ作業を一緒にすることで少しでもトラブルを避けることができると思います。
残しておきたい物と処分したい物をはっきりと業者に伝えましょう。

【トラブル例3】遺品を適正でない価格で買い取りをされた。

遺品整理業者は遺品を買い取り、処分費をなるべく抑えるため、遺品を第三者に売って利益を得ようとします。
50万円で購入した骨董品を1万円で買い取りすると言われたなど、買い取りの金額が実際の購入金額より異常に安いときがありますので専門知識を持った方に鑑定してもらったり、インターネットなどで中古品の相場を調べたりするほうがいいと思います。
遺族も故人の持ち物の価値を知らずに後悔したりトラブルにならないように、業者が作業する前に専門店に売却するのもいいと思います。

【トラブル例4】処分をしない物まで買い取りを強要された。

悪質な遺品整理業者は利益を得るため、安く大量の品物を仕入れたいと考えています。
買い取りを強要されトラブルにならないために、できるだけ立ち合い打ち合わせをしましょう。

【トラブル例5】現金や貴金属を無断で回収された。

遺品の中には遺族も知らない現金や貴金属がタンスに眠っているかもしれませんが、それらを無断で持ち去ってしまう悪質な遺品整理業者もいます。
ですが、遺族が故人の持ち物をすべて把握できていないために気がつくことがなくトラブルになることが少なくても明らかに犯罪行為です。
業者が作業する前に高価なものがないかを必ずチェックすること、立ち合いすることをおすすめします。

【トラブル例6】遺品を不法投棄された。

廃棄や処分をするためにリサイクル料金や処分代を請求されたのにも関わらず、不法投棄をして処分費用を抑えようする悪質な業者がいてトラブルになります。
不法投棄をされると、発見された時に遺品から身元が特定された場合、遺族に責任がおよぶこともあるのです。

【トラブル例7】リフォームを強引にすすめる。

お部屋の臭いは遺品整理をするだけでは消えないこともあります。
そういう場合、しっかり消臭するためにはリフォームをおすすめしますといろいろ理由づけをして言ってきますが、リフォームの必要性は特殊なケースでない限りほぼありませんので、必要ないオプションで追加料金を出すための口実だと疑ってください。

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