遺品整理にはお金がかかります。

業者に頼む場合は勿論ですが、自力で行う場合でも粗大ごみなど大きな物を処分する際の処分費や交通費と出費が重むものです。遺品には、形見として取っておきたいものと、取って置きたくても置く場所がない物または不要な物など様々です。
売れる物は、遺品の買い取りを行っているリサイクルショップ・買い取り専門業者・ネットオークション・回収業者などに持ち込み、遺品整理の費用にあてましょう。思わぬ物に高値がつくケースもあるので、前向きに検討してみてはいかがでしょうか?
本記事では、売れる遺品や売る際の注意点についてご紹介します。

■買取できる主な商品の紹介

骨董品・貴金属類・家電製品・状態の良い大型家具などが買い取ってもらいやすい傾向にあります。冷蔵庫・洗濯機などの大型家電や家具は、処分する際に数千円かかることもありますので、売れる物は買い取りしてもらう方が良いでしょう。

▽遺品で買い取ってもらいやすいもの

・貴金属や宝石類
宝飾品や貴金属は高価な物になってきますので買い取ってもらいやすいです。またデザインの流行性がないものや、状態のいいものが好まれます。ただし、その使用頻度や状態によって買取価格が大きく左右されます。金やルビー、エメラルドなどは、近年価格上昇の傾向にある為、状態次第で高価買取を期待できます。

・骨董品、美術品
骨董品と美術品の査定には豊富な知識と経験が必要です。専門家でないと骨董美術品に正当な価額をつけることは難しいです。整理したい遺品の中に、掛け軸や刀、茶道具などが含まれている場合は、古物商や美術商などに相談することをおススメいたします。

・家具
高級家具やアンティーク家具はどは、人気が高いため値段が付く場合が多いです。高い値がつかなくても、家具などは処分費が高いため、無料で引き取ってもらえる場合は引き取ってもらいましょう。

・家電、電気製品
テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの電気製品は、発売から5年以内の商品であれば需要も多い為、売却することが出来ます。発売から8〜10年ほどたっていると買取は難しくなります。

■買取時の注意点

遺品を買取ってもらう時に、一番気を付けて頂きたいのが、業者の安い言い値で売ってしまう事です。遺品整理業者が増えるにつれ、悪徳な業者も増えてきています。依頼する本人が遺品の骨董品や家具などの価値を分かっていない場合、知識がないとみて適正価格よりも大幅に安く値段を提示したり、価値があることを伝えずに処分品として持ち帰り、転売で利益を得ている業者もあります。

遺品整理業者の主な仕事は遺品を整理する事であり、遺品の鑑定に必要な専門的知識や経験は低い傾向にあります。骨董品や貴金属などの判断が難しい商品は遺品整理業者ではなく、専門家に頼みましょう。
故人が生前に取引していた古物商などがあれば、そこに買取・査定の依頼をするのがおススメです。遺品整理業者に依頼する場合は、遺品整理士が在籍しているかなど、買取に力を入れているか確認するようにしましょう。

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