親族の死亡によって、遺品整理を始める際、「トラブルが発生するのではないか」と心配される方は多くいらっしゃいます

予めよくあるトラブルの内容を把握しておくことで、トラブルを防ぐ事も可能です。

遺品整理を身内で行った場合、業者に依頼した場合では、トラブルの内容も変わってきます。それぞれの代表的なトラブルをお伝えさせて頂きますので、是非参考になさって下さい。

■身内でもめるケース

遺品整理業者が定着した今もなお、遺品整理は身内でされる場合が多いです。生前より親族同士が仲が良い場合は、もめる事は比較的少ないと言えます。既に死後の話し合いがなされてる事も多い為、もめる事が無く、遺品整理がスムーズに進める事ができるのです。
ですが、親族が疎遠で普段あまり話すことなく死を迎えた場合は、トラブルが絶えないのが現状です。具体的にどういったトラブルがあるか、いくつか事例を見ていきましょう。

・整理の始め方
遠方に居る親族と連絡を取らず、勝手に整理を始めてしまいトラブルが発生する事があります。そうすると「勝手に捨てた」「遺品はこれで全てなのか」などの口論になり得ません。故人との想い出の物は、その物に関わった人にしか分かりえないものです。他の親族を差し置いて勝手に遺品整理をすると、トラブルの原因の一つとなるでしょう。

・形見分け
親族と一斉に始めた遺品整理。ですが、「私が見つけたんだから」と貴重品や高価な物を次々と自分の懐へ入れてく事は間違いです。遺品整理は「早い者勝ち」で進める様な作業ではありません。
特に高価な品を親族全員の許可無に勝手に持ち出すと、後にもめ事となる可能性は非常に高いでしょう。相談し、話し合いながら作業が進められないと、トラブルは多発してしまいます。

・賃貸物件
賃貸物件の場合、家賃の問題もあり、出来るだけ早く遺品整理を始める必要があります。
ただし、遠方から足を運ばないといけなかったり、仕事があったりと、親族で予定を合わせ作業を進める事は現実的にはとても困難でしょう。こういった場合は、トラブルへ発展していくケースがあります。

■遺品整理業者ともめるケース

以前に比べ、遺品整理を業者に頼む方は大幅に増加しております。業者に頼むことにより、作業の負担を大幅に削減できますが、その分、トラブルも尽きません。
遺品整理業者ともめる事例も参考になさって下さい。

・不当な請求
「廃棄物が思ったより多かった」「処分が困難な物があった」「賃貸なのでリフォームが必要」などと言い、最終的に請求された額は、見積り時より膨らんで、倍額になるといったケースも少なくありません。

・重要書類を処分される
書類の中身を確認せずに、勝手に処分されてしまう事があります。後々気付いて騒いでも、後の祭り。業者に聞いてもわかるはずもありません。

・盗難
業者に頼んだ場合、形見分けで気付かなかった貴重品が万が一出てきた場合、盗難に合うといった被害も出てきています。誠実な業者もいるのは確かですが、そうでない業者がいる事もお忘れなく。

■事前にトラブルを防ぐ

身内、業者どちらで遺品整理をしても、やり方によってはトラブルになり兼ねない事は、ご理解ただけたでしょうか。

トラブルにならない為に出来ることは、生前に話し合いを済ませておく事が、重要と考えられます。故人を安心して逝かせてあげられるように、事前に出来る事を把握しておくと良いでしょう。

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