親の家が突然空き家に・・・遺品整理と空き家活用(賃貸、売却)について

空き家問題とその活用法
少子高齢化により、空き家の数は年々増加傾向にあり、今後もどんどん増えると予想されています。2015年に空き家対策特別措置法が施工された今、何もしないで放っておくと固定資産税が6倍になってしまう場合があります。これが大きな社会問題となっています。

親が突然亡くなり相続したものの維持管理に手間と労力、金銭的にも負担となり、遺族の悩みの種となっていることが多いようです。以下にその活用法についてまとめてみました。

■売却
昨今、ネットでは不動産を無料査定できるサイト等もあり、査定価格や売却に伴う費用を簡単に調べることもできます。実家(空き家)等が駅に近かったり、資産価値が高い場合などは売却を考えてもよいと思います。
「中古戸建(空き家)」の場合はリフォームや解体等の費用はすべて買主の負担となりますので持ち出し費用がない分、売却価格は他の販売方法と比べると安くなります。空き家を解体して更地で売却するという方法もあり、「中古戸建」よりも高く、早く売却できる可能性があります。解体についてもかたづけや本舗で対応しておりますのでお気軽にご相談ください。

■賃貸
実家を手放してしまうのはもったいないと考える場合は貸家にするという手もあります。放置するよりは誰かに住んでもらうことで維持管理の手間を省けることにもなり将来、家を整理する際の費用や固定資産税を節約することにもつながります。ただ、貸家にする場合は最小限の修理やリフォームが必要となります。家の状況があまり良くない場合は民泊やシェアハウスなどにするのもよいかもしれません。
リフォームや修繕などの資金は自治体が補助金や助成金を出している所もありますので事前に調べておくことをお勧めします。

【まとめ】
気持ちの整理がつくまで当面の間、維持管理をする場合もあると思います。空き家が近隣の場合はトランクルームとして活用するなど管理もそれほど大変ではないかもしれません。ただ管理の大変な遠方の場合、誰も住まなくなった家は経年劣化が激しく、資産価値も下がっていく一方ですので、なるべく活用するという行動にうつしましょう。
ただし、売却するにしも賃貸として貸し出すにしても家の中を整理する必要があります。この作業もまた大変、手間と労力がかかることですので、自分や家族のみで行うには物が大量にあって困難な場合は無理をせず、遺品整理のプロにお任せすることも考えましょう。今では遺品整理業者が空き家の片付け・清掃などの業務も行っていることが多いので相談してみるとよいと思います。

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